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2010年2月 6日 (土)

おひとり様で妄想する、愛とか、夢とか。

結局、1月は映画を1つしか見れなかった。

急に引っ越ししようとか思って家を探し回っていたのが
いけないんだが、それにしてもストレスがたまる。
お酒が切れるとぶるぶるする人がいると聞くが、私の
場合は、映画が切れるとイライラする

家が決まったからには、家具買ったりしないといけないのだろうが、
とにかく映画が切れてしまっては話にならないので、チェロの
レッスンのあとに、久しぶりにおひとり様映画館

みる映画はもちろん、年末から予習していた、
サヨナライツカ

日本でお見合い結婚を決めてからタイに赴任してきた豊。
しかし、自分の婚約祝い@タイで、豊はやたらセクシーさが
際立つ、沓子に出会ってしまう。
沓子は豊に一目ぼれ。
婚約者の光子などお構いなしに豊のところに押しかけて、
あっという間に浮気の関係に。
でも、光子との結婚はキャンセルされることもなく月日は
流れ、気づけば光子がタイに引っ越してくる日が迫っていて―

っていう話で、原作 辻仁成、主役の沓子はその妻 
中山美穂(なんとまぁ・・・)。
監督は韓国のお方。

で、もう一人の主役の豊は、というと、西島秀俊なのだが、
最初は私がこの配役がいまいち腑に落ちなかったのだった。

しかーし!
映画見始めてすぐに分かった。

西島君は、いわゆるモムチャンなのだった。

モムチャン(韓)=立派なお体。
っていう意味で、韓流スターの本流である。

そいでもって、この映画はR15指定だけあって、前半の
シーンのほとんどは、上半身裸。
なんとも筋肉質な上半身を惜しげもなく見せちゃって
いるのだった。

さらには顔も、じーっとみるとどことなく韓流スターっぽくて、
監督が韓国の方であれば、まぁ抜擢しちゃう気持ちもよく
分かるのだった。
主婦メロメロだなこりゃ。

また、小説では、豊から見た沓子ばかりが際立っているわけだが、
映画になると、どちらかというと、豊の人生に焦点が当たっている
ように見える。

小説じゃ、前半は豊が沓子に振り回されてばっかりにしか
見えなかったけど、実はどういう風に仕事していて、どんな
夢があって、何を考えているのか、そういうのが映画だと
よくわかる。

そんな夢が、沓子と別れて大人になって(出世して?)
行くとともに、かなえられるはずがどんどん遠くなってしまう
こととか。

最初は、誰だって、夢描いて会社に入る。
そして、それを叶えようとして、そのために仕事頑張る。
そのうちに、頑張るだけじゃ夢は叶わないことに気づいて
偉くなろうと努力する。
だけど、その道のどこかで気づくのだ。
あれ?偉くなるために仕事してるんだっけ?それとも
何かやりたいことがあったんだっけ?

(まれに気付かない人もいるかもしれないが、そいつは
頭の線がどっか切れてしまったんだ、きっと)

CMで散々やっている、
「君は、愛したことを思い出す?それとも愛されたことを
思い出す?」

という、豊の「愛」についての問い。そして、
「君の夢に惹かれたの。だけど、夢の叶え方は一つじゃない。」
という沓子の「夢」についての考察。

この2つが重くのしかかってくる、いい映画だった。

あ、ひとつ注意するとすれば、CMで、東京、バンコク、
ニューヨーク、とか言ってるけど、ニューヨークのシーンは
1秒もございませんので、騙されぬよう。

あと、男女2人で行くと、「愛してる!」とかふわふわした
気分になって軽々しくなってしまう気がするので、ストイックに
おひとり様で見ることをお勧めします

まぁとにもかくにも、空いた映画館で号泣できて、なんとも
すっきりした、木枯らしビュービューの夜のことであった。

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