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2009年11月 4日 (水)

日本シリーズ(イキツケノオミセの体で)

その日、田舎には屋根にうっすらと、ではあるが、
初雪が降ったのだそうな。

そんな冷え切った祝日の夕方。
降り立った後楽園駅。

普段ならまったりとラクーアに行くところではあるが、
今日は歩道橋を右に折れて・・・

向かった先は、東京ドーム

うちの新任ぶちょーさんは、大のジャイアンツファンで、
日本シリーズになると、部下どもに東京ドームの試合の
チケットを献上するように強要する(?)のだそうだが、
今年は人気がないのだか、必死で取りに行ったら思いのほか
たくさん取れてしまったのだそうな。

そんなこんなで、あまったチケットを処理すべく、
野球なんて全然知らない私が、なぜか日本シリーズ。

今日、ピッチャー、誰??

さて、東京ドーム、といえば、思い出されるのは、
夏のアメフト観戦

あのときのいいちこさんを思い出してしまったのは
ほかでもない。

今日の東京ドームも、キャラぞろいだったから。

さて、私たちのひとつ前の席には、頭頂部が残念な
ことになっている、「45歳、定職なし」を絵にかいたような
おじさまが1人。

首に、ネズミの国のパスポート入れみたいなものを
ぶら下げていることから、どうやらシーズン券を持っている
巨人マニアかと思われた。

そうして、相変わらず野球じゃなくて観客にばかり
気を取られているうちに、日ハムのピッチング練習は
終わり、巨人の皆様が守備練習に入ってくる。

Photo

そんなとき。

「45歳、定職なし」にとある変化が。

おもむろに手を挙げた定職なし。
そこに走り寄ってくるのは、ソフトドリンクを
売っているおねいちゃん。

喉でも乾いたのかしら。
と純粋な気持ちで見守っている私の前で、
あの定職なしは、ジュースを買うだけでなく、
おねいちゃんと親しげに話しこむ。

おねいちゃんも、「また来てくれたんですか?」
と、むやみに親しげ。

それにしても、こいつもしや、ひとりで巨人と
おねいちゃんを目当てにやってきたのか。

と思っていたところへやってきた、定職なしのお仲間は、
「43歳 日雇い」を絵にかいたようなおじさま。

その様子を後ろから見ながら、私はこの2人を、
「無職日雇い」と名付けた。

そうして一生懸命ネーミングを考えているうちに、
気づけばBushが淡々と始球式を終え、試合が始まった。

Bush

ホームラン合戦となった試合序盤。

「無職日雇い」コンビは、ソフトドリンクを卒業し、
ビールを飲むことに決めたようだった。

再び手をあげておねいちゃんを呼ぶのだが、
ここでも私は異変に気づく。

「久しぶり☆」と親しげに話しかけるおじさまたち。
にこにこと応対しながらビールをふるまうおねいちゃん。

なんかこの光景、なにかに似てるような…

とそのとき、思いついたのは、2週間ほど前に
お客さんに連れて行かれたおねいちゃんのお店。

あそこにもやはり、これ、と決めたおねいちゃんと
やたらと親しげに話すおじさまたちがいなかったか。

そうだ。
こいつらにとって、東京ドームはある意味行きつけの
お店
なのだ。

ソフトドリンクでも、ビールでも、飲み物ごとに、何人か
おねいちゃんを決めて、試合を見ながらおねいちゃんと
交流しているのだ。

そういう構造を理解したうえで周りを見直すと、
どうやら男性陣の多くは、多かれ少なかれみんな
決めたおねいちゃんがいるのだそうで、2列前の
男子は、隣に座って水割りを作ってくれる、焼酎売りの
おねいちゃんに狙いを定めているようであった。

点を取ってはとられる野球ゲームの一方で
繰り広げられる、男と女のラブゲーム

ドームはすげぇなぁ。

と思っていると、そこにやってきた、小笠原の2ベースヒット。

おおお!やっぱりラブゲームより
全然野球のほうがすげぇ!

と思って思わず立ち上がる私たちの前でやっぱり立ち上がる
「無職日雇い」コンビ。

そして、大盛り上がりの内野席で、あろうことか、
盛りあがった「無職日雇い」がこちらを振り向いて。。。

みんなで、ハイタッチ!

ついでに調子に乗った無職日雇いは、さっきのビールの
おねいちゃんを呼びつけて、ビール買うついでに、おねいちゃんに
お駄賃を渡しちゃったりする。

その後は完全に巨人ペースで、巨人がすげぇたびに
無職と私たちはハイタッチを繰り返しつつ、ゲームセット。

Photo_3

おそらくヒーローインタビューまで騒いで帰るのであろう
無職日雇いと、私たちは最後のハイタッチを決めて、
喜び勇んでラーメン屋に向かうのだった。

無職日雇いコンビの有志は、mixi限定で。

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コメント

頭頂部が残念なことになっているダンナに私のひそかな楽しみのリボンさんの
ブログを見せてしまいました。
ほぼ「無職?・定年オヤジ」のダンナは、
「おぬし、できるのぉ~」「さすが、腕がいい!」と賞賛しておりました。

>本屋のおばさま

毎度ありがとうございます。
お返事遅くなってしまいましてすみません。

だんなさまにも喜んでいただけて(?)ほんとによかったです。
今後とも精進しますので、よろしくお願いします!

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