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2009年7月

2009年7月27日 (月)

あおぞらをもとめて

それは約1週間前の火曜の夜。

46年ぶりに、絶対に晴れないといけない日を
明日に控え、そのイベントの、単なる傍観者
ではなく、なぜか関係者みたいになってしまった
私は、曇った夜空を見上げながら、ある曲を
ひたすらに聞いていた。

それは、椎名林檎の「あおぞら」。

本能、という、いかにも椎名林檎らしい
破滅的な曲のカップリングに入っていたのだと
いうこの曲は、メインの曲の印象とは正反対に、
とても穏やかで優しい曲であった。

ねえ、見てる?
ほら、星が光ってるのを
明日は心も空も、素敵な青

その日の夜空は、決して星が光ってるような
晴れあがった空ではなかったけども、明日は
きっと晴れるだろう、ってか晴れろよ、と
思いながら、ひたすらにこの歌をリピートしながら
家路に着いた。

次の日の朝。
当然のことながらもう夜は明けてしまって
やっぱり星なんて光ってなかったけど、
どんより曇り空をにらみつけつつ会場に
向かいながら、やっぱり私はこの歌を口ずさんでいた。

この世で一番、輝いている人は、
努力しているって、教えてくれたね

とか、

本当の自分に、正直で飾らない
あたしでいいんだって、教えてくれたね

とか、なんかもう天気はよくならなそうだから、
とにかくイベントが滞りなく終わることを祈りながら。

でも、私の歌が聞こえたのだろうか。
私の真上の東京の空はいまいちだったけど、
中心地ともいえる小さな島はその日しっかりと
晴れあがって、イベントは大成功に終わったのだった。

そんなイベント終了後の本日月曜日。

イベントがひと段落してしかも月曜日ともなると、
ぼけーっとしてしまって、全然仕事がはかどらない。

眠い、とにかく眠い。
朝外出しちゃったしなー。

とか思って、ふと外を見ると、さっきまで
すばらしくいい天気だったのに、急に
すごい雨。

ビルの周りの景色は真っ白で、ビルの中からでも
雨の線が見えるんじゃないかというくらいしっかりと
降っている。

本当に、見てるだけで完全にやる気を失いそうな、
そんなどよんとした天気。

あーあ、晴れないかなぁ。
こんな雨の中家に帰るのだけは絶対に嫌だなー。

と、大してはかどりもしないのに仕事しつつ、
帰る時間を無意味に引き延ばしながら、ある曲を
小さく口ずさんでいた。

それは、My little loverの、「雨フリのち神なり」。

雨フリのち神なり
行く手は未来が 高く誇らしげに
笑って待っています
気まぐれな 空模様 何か似てる
って思いながら
まいっか。また晴れるなら

また晴れるなら、まいっか、ってことは、
晴れないと絶対に許さないんだぞ、って
思いながら、青空を求めて、私は仕事も
そこそこにずーっとこの歌を頭の中で
リピートしていたのだった。

と、そんな感じで定時が過ぎた頃。

やけに窓のあたりが騒がしいなぁと思ったら、
なんだかやたらとギャラリーが集まって外を
見ているではないか。

え?何?UFOでも飛んでた?

と思い、ミーハーな私が走って窓にしがみつくと。

なんと、ビルの両側から、が、でていた。

Photo

こっち側は1本。

Photo_2

そんでもって、反対側は、よく見ると
2本虹が出ている。
(ライトの映りこみはご容赦願います)

雨があれだけじゃんじゃん降って、
そのあと急に晴れたから、こんなに
素晴らしい虹が出たってことなんだろう。

これぞ、雨フリ 神なり

 あおぞら

あおぞら
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 雨フリのち神なり 雨フリのち神なり
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2009年7月26日 (日)

ドラクエで省みる仕事のやり方

今回はなるべく攻略本や攻略サイトを
見ずにやってみようと思ってスタートした
ドラクエ

やっとエンディングに近付いてみたところで、
ふと今回のドラクエライフを振り返る。

それはゲーム序盤のこと。
私は、村の人々が私にいろんな仕事を
頼んでくることに気づいた。

これが、今回のゲームの大きなイベントの
1つ、「クエスト」ってやつである、のだが。

頼まれるとNoとは言えない性分の、うちの
主人公ちゃん。

村人に仕事を頼まれると、片っぱしから
受けてしまい、最初のうちは、確実に受けた
仕事を片づけていたわけであるが、今回は
攻略サイトもしっかり見ていないわけで、
中にはできない仕事も出てくるのは自明の理。

そんな中、よく言えば人のよい、悪く言えば
軽はずみなうちの主人公ちゃんは、どんどん
どんどん仕事を受けてきてしまい、気づけば
完全な消化不良に陥った。

人からの頼まれごとばかりやっているから、
気づけば自分のアドベンチャーは一向に
進んでいないわけで。

それでもまだまだ仕事はやってくる、という
状況が改善できないまま、ダーマ神殿に
たどり着いたころには、もう次の仕事は
受けられません
、という状況にまで達し、
最後の最後に、私は、もとい、うちの主人公
ちゃんは、すべてをあきらめた。

もう誰からの仕事も受けてやるもんか。と。

そうして、クエストをやることを完全にあきらめて、
淡々とアドベンチャーを進めていたとある日、私は
衝撃的な事実に気づく。

今回のドラクエには、ジョブチェンジ、もとい、
転職、という仕組みがあって、名前の通り、
戦士からまほうつかいへ、などと仕事を変える
ことができるのであるが、その仕事の種類が、
初期状態からデフォルトであるものばかりでなく、
上級の職業につけるようになるのだという
ではないか。

上級職業ってさぁ、どうやったらなれるわけ?

と、本当になんの情報も仕入れていない私は
無邪気に周りに聞いてみる。

と。

クエストクリアすると、リストに加わるんだよ。

と、周りは涼しい顔。

私の頭の中には、受けたばかりでクリアできていない
クエストリスト
が鮮明に浮かぶ。

あの中のどれかをクリアすると、もしかして
上級職業に転職できるのであろうか。

と、ここまで来て、私はとある決定的な
事実に気がつく。

これって、もしかしてゲームの中に閉じた話じゃ
ないんじゃなかろうか。

私の普段の仕事のやり方がそのまま反映されて
いるんじゃなかろうか。

まず、とりあえず言われた仕事は受ける。

気づくと人から頼まれた雑用で手一杯。

そうして自分の仕事は進まない。

そればかりか、雑用に追われて自分の
成長という大事なことを忘れ去る。

結局、今と同じ仕事しかできない。

や、やべぇ。
恐ろしいくらいそっくりだ。

本来なら、上級職業につけるようになる
クエストだけを、優先的に選べばよいのに、
とりあえず無尽蔵に仕事を受けてしまう
このやり方。

とあるボス戦でにっちもさっちも行かなくなった中、
あまりにも実情と似通ったこの状況に気づいて、
ひたすらに冷や汗をかきまくった私は、家に帰って
静かに反省し、そして決めた。

今からでも、上級職業になるべくスキルを
身につけようじゃないか
、と。

そんな反省の仕方もまた、今の私の状況に
激しく似通っている。

今更ながらスキルアップをもくろんで、英会話
教室に通い始めた今の私に。

あの日。
上級職業を志してから約1週間。

上級職業のスキルを身につけ、転職し、レベルを
あげまくった結果、やっとこさ、今日、にっちも
さっちも行かなくなっていたボスを倒すことが
できたのであった。

うむ。
やっぱり人の仕事にばかり追われていては
いけないのだ。

自分の目標を達成するためには、仕事の
善し悪しをきっちり選別しつつ、常にスキルを
身につけて行くべきなのだ。

と、ゲームをひと段落させた私は、本日の
教訓を大事にすべく、土日2連チャンだった
英会話教室の復習をはじめるのだった。

久方ぶり映画三昧

バスケ合宿翌日の朝8時30分。

本来なら日本国民としてはもれなく海に出かける
はずの休日であるが、昨日山奥から都会に
帰って来たばかりの私は、コンクリートジャングルの
新宿をひた走り、とあるビルに駆け込んだ。

人ごみをかき分けてエレベータに乗り、向かった先は、
映画館

一昨日から昨日の午前中まではバスケ合宿
そのあととんぼ返りして友達の2次会、という
ハードスケジュールの上に、3連休の最終日は
朝から映画鑑賞と相成ったこの日。

朝の映画は、私のたっての希望により、
剣岳~点の記~

若干平均年齢が高いと思われるシアターは、
年齢のせいなのか、朝8:40だというのに満席。

それにしても、私は映画が始まった直後、
予告編で大きな間違いをしていたことに気づいた。

この映画のメインキャストといえば、浅野忠信と
仲村トオルであり、私はこの渋面たちが連れ立って
剣岳の頂上を目指すのかと思っていたのだ。

しかし、実際のところは、

浅野忠信率いる、日本古来のやり方で、
日本陸軍の誇りをかけて前代未聞の登頂に挑む、
“やる気があればなんでもできる派”
の、陸軍陸地測量部と、

仲村トオル率いる、エウロパの最新登山様式を
取り入れ、西洋風おされ様式で登頂に挑む、
“西洋かぶれテクニック偏重派”
日本山岳会

初登頂対決の様を描いた映画であったのだ。

だから、荷物たくさん持って、汗水たらしてひぃひぃ
山を登る浅野軍団の前に、奴らは涼しい顔して
現れるのだ。
スウェーデンから持ち帰ってきたクッキーのカンカン
など持って、「お一つどうですか?」とか言いながら。

景色は、苦労しただけあって、期待を裏切らない
素晴らしいものである。
特に、山育ちの私には、久し振りの美しい雪山は、
何とも落ち着く光景であった。

だけども、お話は、構造が分かってしまうと、
私のような若造にはちょっぴり刺激の足りない
出来であり、昨日、一昨日と朝から晩まで
ひたすら遊んでしまった私としては、不覚ながら、
微妙に。。。寝た。

しかしながら、男だらけのキャストの中で、光っているのは
何と言っても宮崎あおいちゃん

山に行ってなかなか帰ってこない浅野忠信の帰りを
ひたすら待つあおいちゃん。
だから東京に浅野が戻ってきたときは、あおいちゃんは
ずーっと浅野によりかかってお話するのだ。
その愛らしいことといったら。

そして、そんな変な話はしていないのにもかかわらず、
旦那の前では、あおいちゃんはなんだか少し、色っぽい
声を出す。
しかも浅野の耳元で。

すばらしい。ほんっとうにすばらしい。

物語はどうであれ、山の壮大さとあおいちゃんを見る
だけでも、この映画を見る価値はあるのだと思った。

さて、剣岳後、食欲旺盛の私は、スープとサラダしか
食べれないという夏バテ気味の友達を差し置いて
無心にパスタを平らげ、お腹いっぱいになったところで
映画館に舞い戻る。

実は、こんな朝っぱらから1本映画を見たのには
大きな訳がある。

もともと、本日の映画は、友達の「アマルフィ見たい」
から始まったわけであるが、私はぶっちゃけ、
全編イタリアロケだけが売りの、単なるおされ映画
あるところの50周年記念映画にはまったく興味が
なかったわけで、だから交換条件として、
「そんなにアマルフィみたいんだったら、代わりに
剣岳にも付き合えよ」
と言ってしまったことにより
こうなっているわけだ。

だから、若干剣岳が期待はずれだったとしても、
ここで帰るわけにはいかないのだ。

そんなこんなの事情で、ご飯でお腹いっぱいで
またもや若干眠気が襲ってきた頃、織田裕二が
イタリアに降り立った。

イタリアに赴任した外交官(ってことになっている)
であるところの織田裕二(=黒川)は、赴任早々、
邦人の娘さんの誘拐事件に巻き込まれることとなる。

でも、本当は、その誘拐事件は単なる誘拐事件
ではなくて、織田裕二がイタリアに来るきっかけと
なったテロ予告と密接に絡み合っていて・・・

っていう映画なんだが、私は、この、おされっぽいから
なんとなくイタリア
、っていうそのなめた態度がなんとも
気に食わなかった。

何もイタリアじゃなくてもよかっただろうと。
テロ予告なら、南米とかアフリカとか、いかにも
ありそうなところでロケやればよかったじゃないか。

でも、映画が始まった直後に大きく映し出された
コロッセオを見たとたん、現金な私は思った。
「ああ、やっぱり映画ロケやるなら、イタリアだよな」
と。

その後も、映画は、スペイン階段やらバチカン市国やら、
私の大好物の風景を交えながら、それでも深刻な
テンションで進んでいく。

話の流れも、まぁありがちではあるが、若者にはお似合いの
刺激的で眠くならない展開であり、若干ミーハーむけな
イメージはぬぐえないまでも、思ったより、よかった。

その中でもよかったのが、特別出演の福山雅治である。

織田裕二の友達(ってわけじゃないな)であるところの
新聞記者という、いわゆるチョイ役であるわけだが、
常に女を小脇に抱えて余裕綽々でやってくるあの
涼しげな目とくしゃくしゃパーマに私は完ぺきにやられて
しまった。

そんなこんなで、あおいちゃんと福山でお腹いっぱいに
なったころ、映画2本立ての海の日は終了。

やっぱり女子も男子もイケてるのに越したことは
ないよなー
、と、結局当り前の結論に達した私は、
さわやかな気持ちで英会話教室に向かった。

2009年7月20日 (月)

ドラクエと、バスケ合宿。

先週はそんなこんなで全然ドラクエが進まなかった。

その後、行きと帰りの電車と家に帰ってからの少ない
時間でなんとか授業の遅れを取り戻すためにできる
限りの努力をした。

そして待ちに待った3連休。
休みの日は怠惰に朝から晩までドラクエ・・・

と言うようには、問屋がおろしてくれないのだそうだ。

土曜の朝8時。

普段ならまだ家で惰眠をむさぼっている時間に、
なぜか私は大きな荷物を持って新宿にいた。

もちろん、手にはDS。
こんな些細な時間もドラクエを進めねばならない。

そうすると、私の周りにはだんだんと人が集まって
きて。。。

いや別に、ドラクエにたかってきたわけじゃない。
これから、これから私たちは、よりによって
ドラクエとは対極にあるはずのバスケ合宿
行くのだった。

バスケ合宿は結構前から決まっていたことであって、
私もかなり楽しみにはしていたわけだが、よりによって
ドラクエと1週間違いとは。

と。
絶対にドラクエやるような時間は
ないんだろうなぁ

とぼやく私に、チームメイトは言うのだった。

「レベル今いくつ?」

どうやら、アクティブなはずのバスケチームメイトにも、
隠れドラクエプレイヤーが数人いるようだった。

「いや、私まだ25くらいで。。。」

まだまだ、やりこみが足りない私。

と、チームメイトの彼は言うのだった。

「おれ、もうこのあとラスボスだぜ。」

まぢですか。
あんた勇者ですか。

そんなことを言いながら、各自車に乗り込み、
松本方面に車を走らせる。

しかし。
高速1000円の3連休初日。
混まない訳がない。

八王子に行く前に車は完全にストップしてしまい、
にっちもさっちも行かなくなる。

と、エルシオンが倒せないのよ、とぼやく私に、
ラスボス間近の勇者がつぶやいた。

「じゃ、俺がフォローしてやるか」

まぢですか!
この状況を脱してくださるわけですか、勇者様!

そして、本来ならイライラするはずの大渋滞の中、
うちの車だけはわやわやとドラクエ大会スタート。

ドラクエでWifi使うのが初めてな私に、勇者様は
使い方をレクチャーしてくれ、私は勇者様を
私のフィールドにご招待し、一緒にアドベンチャー。

勇者様の本来の職業はまほうつかい(Lv39)であるわけだが、
どうやら途中で旅芸人やら戦士やらを経験しているように
見受けられ、私の攻撃力を増やすべくバイキルト
かけてくれたかと思いきや、次のターンでは私を守るべく
におうだち

自分からやたらと手を出すわけではなく、宣言通り
しっかりフォローいただいて、私はあっという間に
エルシオンをクリアした。

気づけば、車は渋滞を抜け、すいすいと談合坂へ
滑り込む。

お昼休み。
談合坂でほかのメンバーに合流した私は、テンション高く
車の中でのアドベンチャーについてみんなに共有していた。

と。

またもや勇者がつぶやいた。

「そういえばさ、すれ違い通信ってこの辺でやったら
どうなるかな」

そうそう。
さっき勇者は一緒にアドベンチャーする方法だけじゃなく、
一瞬すれ違うだけの「すれ違い通信」っていうのも
教えてくれたのだった。

WifiをONにしておくと、どうやら同じ状態のDS君たちが
勝手にコネクションを確立してくれて、そのひとの
プロフィールなどが私のところにたまっていくのだそうな。
(もちろん、私も向こうのDS君にお邪魔しているわけだが)

本来なら、通勤電車でやるのが一番人を集めるには
効率よいらしいのだが、もしかしたら高速のSAなんていう
人が密集する場所でも、WiFiをONにしているうちらと同じ
馬鹿どもがいるんじゃないかというのだった。

「なにそれ、楽しそう!」

と初心者の私は早速すれ違い通信を開始。

と、即効2人くらいの馬鹿どもが私の網に
引っ掛かってきた。

やはりみんな考えることは一緒らしい。

気づけば、チームメイトが何人か周りでDS君を開き始め、
お互いにすれ違い始めている。

バスケ合宿、とか言いながら、この時点では完璧に
ドラクエ合宿になりながら、車は豊科インターで
高速を降りて、合宿所に向かったのだった。

も、もちろん、そこから先は、4時間ひたすらバスケし、
そのあと自炊でみんなで夕食作って、さらにそのあと
合宿所に着いてた小さな体育館で、飲みながら卓球、
という、アクティブ合宿はちゃんとやりましたので、
ご心配なきよう。

そんな次の日。

本当ならその日も午後からバスケなのだが、
お昼に私はポツンと長野のとある小さな駅にいた。

夜には友達の結婚式2次会で、六本木に
小奇麗な格好で行く必要があるため、私だけ
ちょっと早めに合宿所を後にしたのである。

が、やはり気になるのは、昨日覚えたすれ違い通信。

とりあえず、電車に乗るときはWifiをON、という
合言葉を呪文のように唱えながら、すれ違い通信を
始める。

しかしここは、人口密度の高い高速のSAではない。
長野のしがない無人駅のホームである。

どんなにすれ違おうとしても、周りにほぼひとが
いないので、当然すれ違えるはずもなく。

その後も、大糸線内で1人ゲットしたわけだが、
松本着いてあずさ乗っても全然ゲットできない。

ドラクエやるような世代は、あずさに乗らない
世代なんだろうか。

そんなことを考えながら、電車は新宿に滑り込み、
みんなはまだバスケやってる時間ではあったが、
私の合宿は終了した。

結局、ドラクエやりに行ったのか
バスケしに行ったのか、はたまた
卓球やりに行ったのか

なにはともあれ、イベント目いっぱいで
すごく楽しかったことは、言うまでもない。

2009年7月18日 (土)

ドラクエと、フットサル。

土曜日の朝のこと。
私はイライラしながら待っていた。

チャイムが鳴るはずなんだ。
朝一で。

と思いながら待っているのに、いっこうに鳴らない。

とりあえずお風呂に入って寝汗を流し、
しばらく待ってとりあえずお昼を買いに行くが、
不在票が入っているわけでもなく、やってくる
はずのあいつはまだやってきていないようだった。

おっかしいなぁ。
困るんだよなぁ、午前中に来てもらわないとさ。

だって、午後は外出しちゃうのだ。
当初の予定では外出しないはずだったのに、
外出することになったのだ。

どこに外出するかって。

それは、中学の体育のサッカー以来となる、
フットサル

もともと、部署の男子たちが計画していた
フットサル。

チェロお休みだから、応援にでも行ってやろうか?
と太っ腹なことを言ってしまったがために、なんだか
話が変な方向に転がっていったことに気づいたのは、
水曜くらいだっただろうか。

そもそも、仕事が終わらないのに飲み会続きだったため、
こりゃぁ、土曜日か日曜日かどっちか仕事だな、と
諦めていた私に、男子は言うのだった。

「フットサル、できますよね?」

ん?
いや、できるかできないか、といえば、単にボール蹴るだけ
だと思えば、できないことはないけどさ。

と、強がってみるものの、思い出されるのは
中学2年生のクラスマッチ

運動できない人は、とりあえずわやわやと
サッカーでもやってろ
、というクラスの
「運動できる派」に押し切られた運動音痴の
私は、いやいやサッカーのメンバーに入れられた。

運動できない者同士のチームで試合やってもそんな
うまくいくはずなく、攻撃に行き詰った私は、とりあえず
キーパーにボールを返し、そこから巻き返しを図ろうと
思ったのだ。

それなのに。

なぜかそういうときだけやたらあたりがよい私の
蹴ったボールは、成績1番、運動最下位の、
ありがちなキーパー君には止められなかったようで、
ボールはシュルシュルとネットに吸い込まれ・・・

いわゆる一つの、自殺点、ってやつである。

その試合は結局その自殺点が命取りとなり、
0-1で敗退。

その後も結局1試合も勝てず、私はクラス中から
たいそうなお叱りを受けたのであった。

なのに。それなのに。

そんな私を、こいつらはメンバーに加えようというのか。

って文句言っても男子たちは全く聞く耳持たない。
フットサルは10人いないとできないのに、とにかく
人数が足りないんだから、参加してしかるべきだろう

いうのだった。

そのまま、私の中ではまったくプレーする気なく、しかし
おそらく彼らの中では当り前のようにメンバーに加えられた
状態のままやってきた土曜日。

とりあえず、万が一の時に備えてジャージと
シューズを袋に詰めながら、私はそれでもチャイムが
鳴るのを待っていた。

え?何が届くかって?

そりゃもちろん、ドラクエである。

その日はドラクエの発売日。

本当ならお誕生日プレゼントとして届くはずだった
あの日から早3か月強。

春先なんてとっくに通り過ぎ、夏真っ盛りになった
この日、半年という予約期間を待って、ようやく
発売となったドラクエ9。

午後はフットサルになってしまったので、せめて
午前中だけでもひたすらにプレイしてから外に
出ようと思っていたのに、お昼を過ぎてもまったく
届く様子がない。

このまま、ドラクエ君の姿をみないまま、今日が終わって
しまうというのか。

そんなこと考えているうちに時計は午後1時を回り、
家を出ないといけない時間まであと45分。

半分あきらめて本格的に外出の準備を始めたそのとき。

やっとこさ、チャイムが鳴った。

一応インターフォンに対応してみるが、きかなくたって
お前のことは分かっているさ。
すぐにでも玄関を開けてやるから待っておいで。

ソフトの大きさと比較すると、あまりにもでかすぎる
段ボールを開けて、とりあえずオープニングだけでも
みようと思ってみるのだが、なにしろそろそろ外出
しないといけない。

とにかくDS君にソフトをセットして、電車の中で
電源が足りなくならないように充電かけつつ化粧をし、
蒸し暑い梅雨明けの空の下に飛び出した。

そして電車の中。
埼玉方面に向かう空いた座席で熱心に
ドラクエに励む私。

そうしてやっと、前段が終わってオープニングムービーが
始まったそのとき、電車は本蓮沼の駅に滑りこみ、
あわてて電車降りようとDS閉じてイヤホンはずそうとした
その時。

旦那さんをフットサルに連れて来た、本日のマネージャー
的女子が、じぃっと私のことを見つめていた。
(苦笑しながら)

その後、結局思ったとおり私はメンバーに加えられた挙句、
相手チームは女子2人で1人という換算なのになぜか
私は普通に1人で1人、という超理不尽な状況に貶められ、

そして・・・

シュートでもかっこよく決めようと思って調子に乗った途端、
激しく空振り

うーん、やっぱり女子が男子に交じってフットサルって、
ちょっと無理あるんじゃなかろうか
、と思いながら、
帰りの電車でやっぱりドラクエ広げたとき、私はふと気付いた。

ど、ドラクエももしかして、フットサルとはまた違う
意味で、女子っぽくないツールなんじゃなかろうか。

いつも女子らしい趣味を持とうと心がけてたはずなのに、
どうしても気づくと激しく道を外れているなぁ、と思いながら、
私はまたしても、飲み会にむかうのであった。

ドラクエやらなきゃ、と変な脅迫概念に襲われながら。

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2009年7月11日 (土)

イケメンを、捕獲する。

たしかそれは、したたかに飲み、危うく
電車を乗り過ごしそうになりながら、なんとか
家にたどり着いた真夜中のことだった。

ねむけまなこでとりあえずパソコンをつけて
ipodを充電し、ついでにブラウザを立ち上げた
とき、私の眼に、激しく目の覚める
ニュース
が飛び込んできた。

そのニュースとは、「イケメンホイホイ」なる
ネットサービスが始まった、というもので、
その「イケメンホイホイ」というのは、
「思わずコロリときちゃうワタシ
好みのイケメンがゾロゾロ集合!」

するというサービスらしかった。

ホイホイ、というからには、イケメンが、あの黒い奴のように、
私が仕掛けた罠へおしりフリフリしながら入ってきて、
そのままコロリといってしまわれるのを想像する
わけだが、このキャッチコピーを読む限り、どうやら
コロリと来てしまうのは私のほう、らしい。

どゆこと?と思いながら、それでもすっかり目の
覚めてしまった私は、誘われるがままにそのページに
ネットサーフィンしちゃってみるわけだが。

・・・アクセスの結果は、あえなくタイムアウト
表示されるのは、明らかに文字化けしていると
思われる常用漢字ではない複雑な漢字ばかり。

そう。ニュースはちょうどネットに載ったばかり。

ってことは、私みたいな好奇心旺盛な女子が山ほど
イケメンをホイホイしに集まってきているわけで、
それじゃあどうしたってアクセスが集中しすぎて
イケメン達が女子たちのお相手をしきれなくなるのは、
まぁ仕方ないと思われた。
(イケメンには優しい私)

それならば、と、とりあえず私は汗かいてお酒を
流そうと、バスルームに向かった。

そして、30分後。

さて、そろそろイケメン達も私の相手をできるように
なってるんじゃあるまいか
、と思い、再度クリックしてみる。

が。
出てくるのはさっきと同じ漢字ばかり。

むむー。
諦めて寝るか、それとも・・・

と思った時、ハッと閃いた。

こんな変な画面が何度も出てきてしまうってことは、
もしかして変なキャッシュ君がイケメンの登場を阻害
しているのではあるまいか。

そう思った私はとっさにキャッシュを全部クリアし、
一度ブラウザを落としてみる。

数秒後。
再度ブラウザを立ち上げた私の前に現れたのは、
16人のイケメン達だった。

心の中では小躍りしながら、一見何ともないような
顔をして、とりあえず16人のイケメン達の横に書いてある
注意事項を読んでみる。

と、どうやら私が今やらねばならないことは、
とにかくこの中からもっともイケメンな3人を選ぶことらしい。

そうして3人を選んだところで、基本情報を登録して、
アカウントを取得する。

さて、なんでとりあえず3人選んだのかというと、
まずはこの3人から、「私の好きな
イケメンの顔」
をサイト側が想定し、
登録してあるイケメンの中から、私がおそらく
イケメンだと思うであろう写真をどんどん
見つけてきてくれるってわけである。

そして、見つけてきた写真からさらにどんどん
「私的にイケメン」な写真をピックアップして
いくことによって、最終的には私の好みがばっちり
反映されたイケメンばかりがどんどん集まってくるって
いう。。。

いわゆるそういう、永久に終わらない、
イケメン収集サイト
なのである。

って会社でレポートしたら、なんだその意味のないサイトは!
とみんなにあきれられたけど、これだからイケメンの分からない
やつは、と思うのだ。

仕事でへとへとになって、家に帰ってパソコン立ち上げれば、
今日からは毎日イケメンがスクロールして
迎えてくれるのだぞ。

それが疲れた体にどれほどの癒しになることか。
お前らにはそれが分からないというのか。

私が数ある写真の中からイケメンを捕獲しつつ、実は
そのサイトに私が捕獲されて時間を浪費してしまってる、、、

ってことには、若干気づいているけども、それでも
心の癒しには変えられない。

そんな思いを心に秘めて、明日の朝ドラクエが届くのを
うずうず待ちながら、一方では無心にイケメンを捕獲する、
金曜の夜。

これぞ、大人の贅沢。

私のイケメンリストはこちら

2009年7月 5日 (日)

アラサーcello教室(1回目)

全身筋肉痛の体をひきずり、
眠い目をごしごしこすりながら、
たどり着いた新宿の空は、さっきまでの
曇り空にうっすらと太陽がさし始めて
とても眩しかった。

どうしてそんな筋肉痛かって。
どうしてそんなに眠いかって。

それは、、、まぁ、、、前日の夜、

・飲んで
・ボウリングやって
・ゲーセン行って
・ラーメン食べて
・終電乗り遅れて
・ダーツやって

・・・っていう、いわゆる一つの、不摂生の結果である。

だってしょうがないじゃない。
金曜の夜だもの。

そんな私が、今日から本格的にチェロの習い事。
って昨日飲みながら言ったらさんざ笑われた。

こんな不摂生なやつがどの面下げてチェロなんて
やるんだ
とか、男見つけたいならそんなマイナーな
楽器やらずに、バイオリンにしろ
とか。

違うもん。
そういう不摂生な生活から抜け出すために、
生活にメリハリをつけるためにチェロやるんだもん。
別に男見つけたいからとかじゃないもん。
人生のうるおいのためだもん。

って一生懸命反論してみるものの、その手には
カラージーマなる不思議な飲み物が握られていたため、
まったく説得力はなく。

そうしてみんなから大反対を受けながらも、
この前体験したチェロ教室は、めでたくグループレッスンの
最小催行人数であるところの3人が集まったため、
7月から開講となり、本日が1回目のレッスン。

さて、私と一緒にレッスンをするのは、この前一緒に
体験レッスンを受けたYさんというきれい系女子と、
Sさん、という主婦っぽいおねいさま。

体験レッスンのとき、Yさんはバイオリンも体験してから
考えますっていって、とりあえず入会はしなかったのだが、
次の週にやる予定だったバイオリンの体験レッスンは、
人数が集まらずあえなく中止になり、バイオリンをあきらめて、
私のクラスメイトになることを選んだのだそうだ。

Sさんは、おそらく私より15くらい年上の、おそらく主婦。
まだ私とYさんがチェロに出会っていない5月から、
一足早く個人レッスンをやっていて、人数が集まった
タイミングで合流してきたのだそうな。

そのほかに、本日は体験レッスンのおねいさんたちが
2名ほど集まり、5名でレッスンスタート。

備品にはアコースティックチェロが2つしかないので、
本日の私の楽器はサイレントチェロ

サイレントチェロっていうのは、チェロの骨組み
だけのやつで、本来はこいつにイヤホンつけて
静かに練習するわけだが、レッスンではこれに
スピーカーをつける。

しかしながら、こいつ、骨組みだけのくせに、意外に
ずっしりと重いのだ。
これなら普通の木のチェロのほうが軽い。
筋肉痛の体に、ずっしりとそいつは響いた。

そしてこの前と同じように、開放弦の練習。
D線とG線をとにかくロングトーンしながら、
先生に角度を直してもらう。

弦に直角にね、と言われて、その通りやっているはずなのだが、
どうも自分の思っている直角と先生の直角が合わないようで、
回ってくるたびに弓をくいっと回される。

うーん。

そしてロングトーンに納得いかないまま、次は指使い。
この前と全く変わらない練習メニュー。

指使いの練習だから、どうしても左手が
気になっちゃうと思うけど、大事なのはやっぱり
右手の角度、そのうち左手は勝手について
くるようになる
、って、先生は言うのだ。

そうは言っても、やっぱり気になるのは隣の人と
音が合わないこと。

先生がしるしつけてくれたところをしっかり押さえている
はずなのに、なぁんか思っているのとちょっと違う
音程の音が出てくる。

なんだろう、押さえている力がたりないんだろうか、と
どんどん押さえるのだが、そういうことじゃないようで。

先生曰く、どうやら上からおしつけるんじゃないのだそうな。
どっちかというよりは、弦の横からつかむように押さえる
のがよいらしい。
そうすれば、しっかりネックに弦がつかなくても、ちゃんと
した音が出るのだそうな。

そうして、結局コツがつかみきれないまま、この前と同じ
「月の光」を通していたら、あっという間に1時間。

中学の部活の勧誘では、まず1日目で1曲吹けない子は
いなかったと思う。

とりあえず楽器の鳴らし方を教えて、簡単に指使いを
教えて、その通り押せば、チューリップの1曲くらいなら
なんとなく吹けるようになって、みんな満足して帰って
いくのだ。

1日目で吹けちゃったよ、これなら入部しても楽勝だな、
とかぶつぶつ言いながら。

そういう満足感は、どうやら弦楽器では味わえないらしい。
指使いにちゃんとした目安がないから、音を作るという
作業に結構時間がかかる。

だって、指使いったって、まだD線の指しかやってないのだ。
弦をまたいで演奏できるようになるには、いったいどれほどの
時間がかかるのか。

そんな、納得いかない私たちを慰めようと思ったのか、
体験レッスンのおねいさんたちをひきこむためなのか。

もうレッスン時間はとっくに過ぎているのに、先生は
この前と同じ「白鳥」を、もう1回弾いてくれた。

またしても録音の伴奏に合わせた演奏だが、
この前と同様、私はどうしても朝の放送室を思い出して
しまって、またもや感極まってしまった。

そのあとちょっと自主練して帰る道すがら。
Yさんがぽつりと言った。
「先生のあの曲、テンションあがりますよねー」

やっぱりそうだよね。
あの曲聴くと、チェロやってて良かったと思う。
ってかあの曲弾けるようになりたいと思う。

でも、この日、先生が弾き終わったあと、体験レッスンの
おねいさんが質問したのだ。

「その曲は、どのくらいやれば弾けるようになりますか?」

「毎日2時間練習すれば、
4年くらいかなー」

毎日2時間×4年。
それは、時間のない社会人の私たちには到底
無理な課題であった。

ああ、放課後も夏休みも関係なく、毎日部活だけやってれば
よかったあの生活が懐かしい。

まぁでもともかく。
毎日は練習できないにしても、時間を見つけて
練習室借りて練習しようと心に決めて、私は
Yさんと別れ、またしても飲み会に向かった。

最近はみんな結婚し、奥さまになってしまった
大学の仲間とワインなど引っかけながら、ふと
思い出した。

そういえば、楽器をやってたときも、結局
不摂生な生活だったという衝撃の事実を。

チェロが人生のうるおいになったら、私は不摂生な
生活とは、さよならできるんだろうか。

自分が昨日言い放った一言に早速自信がなくなった、
土曜の夜のできごと。

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