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2007年3月

2007年3月29日 (木)

26歳

ちょうど日付が変わってしまいましたが、
昨日(今日?)は誕生日でした。

こんな年にもなると、そろそろ誕生日なんてどうでも
いいや、と普通にお客様と飲み会をされる方も
いますが、やっぱり誕生日は、スペシャルなことが
起こればいいな、なんて望んでしまうところ。
特に、学生のときは春休み、社会人になったら
年度末、とかいって、なんとなく、誕生日を
ないがしろにされる3月生まれにあっては。

そんな自己アピールを散々やったこともあり、
まるで子供の誕生会のようにみんながプレゼントを
くれました。

そのプレゼントは、例えば使送便で他のビルの人から
送られてきたり

Dsc01171
(うなずきんちゃん:こちらが不平不満を漏らしていると、
うんうん、とうなずいてくれる
ときおり首を横に振り、そうじゃないよ、とも言ってくれる。

例えば、怒りの電話をかけたんだけど、向こうが出なくて、
「でねーよ!」と電話をたたきつけると、後ろから肩を
たたかれていきなり差し出されたり。

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(桜の香りのするケーキ。
こんな時間に紅茶を飲みつつケーキ食べつつ
更新してたりする。
ってか、これひとりで食べようとしてる私って・・・)

あとは、映画に誘ってくれたり、日付が変わったとたんに
メールが届いたり。
会社のおじさまがたは、何をがやがややってるんだ、と
半ばあきれがちではありましたが。

25歳は、新しい環境で、なかなか居場所を見つけられず、
その一方では、長い間一番大切にしていたものを失い、
途方にくれまくった年でありました。

でも、気づいたら、少なくとも私の誕生日を異動か転職
するみたいに、お祝いしてくれる仲間がいる。
まだまだ夜明け前だけど、周りにみんながいてくれれば、
きっと楽しく生きていけるんじゃないかと思った、
そんな一日でした。

週末って、ひとりでどうするもんなんだろう、と悩んでいたのも
つかの間、気づけば結構毎週忙しい週末を過ごせてるし。
スキーとかバッティングセンターとか、打ち合わせのはずが
昼間の3時から飲みまくって5時にラーメン食べてオールした
ような雰囲気になってみたりとか。

26歳、30までの距離がだんだん縮んでいく中で、
25歳のときよりもう少しいい意味で大人になって、
輝いていかないと。
その前に、輝くってなんなのかから、まずは意識して
生きていかないと。

とりあえず、たくさんの人からお祝いしてもらったので、
お祝い返しイベントは全力でやって、恩返し、だな。
恩返しできる人、それが、大人だろう。

2007年3月25日 (日)

おのぼりさんがやってくる

用事があって妹が東京に来ることになったのだけど、
私にだってプライベートはあるのだ。
妹にばっかりかまっちゃいられない。

妹ももう大人なんだから、あなたの年には
おねいちゃんはもうすっかり東京のシティガールに
なっていたのだから、きっと大丈夫、と、
嫁に出す親の気持ちで、一人で歩かせることに
したのだ。

だけど。

この前、様子見で電話をしてみたら、
妹を一人で東京ウォーカーさせるとは
何事だ、といわんばかりに、同伴者
ついてくることになってしまったのだ。

同伴者。
それは

同伴者とはいえ、母親だって、生まれてこのかた
ずーっと田舎者。

それでも、妹を一人でこの東京ジャングルを
歩かせるわけにはいかないと、激しく前のめりで
やってくるという。

そんな前のめりでやってきて、東京ジャングルの
どまんなかで、どうせ地図なんて持ってくる気がない
妹と、やる気だけでなんとかなると思ってる母親が
2人で迷いまくるだろう、ということは、容易に
想像がついた。

そういうことになると、姉としてはかなりの罪悪感だ。
私のせいで東京で迷って、たとえば歌舞伎町の
奥とかに入っていって、みぐるみはがされたりとか
したら!!!

そうして、私は白状してしまった。
当日の用事は実は夜からなので、別に昼間は
空いているのだと。

いや、そうしたら、母はあきらめるかと思ったのだ。
おねいちゃんがいたら、きっと母は実家でおとなしく
妹の帰りを待ってるんじゃないかと。

でも、予想に反して母は言った。
「3人なら安心だ」と。

いや、私はできれば2人がいい。
面倒見なきゃいけないのは、2人より1人の方が
楽じゃないか。

まぁでも、わかったよ。わかりました。
そんなに来たいというのなら、2人分くらい
面倒見ますよ。

妹が一人で新幹線の時は、なぜか東京駅の
ホームまで迎えに行かされたものだが、
そこにはきっと母親のプライドがあるのだろう。
新宿までは出てこれるという。

「東京駅から中央線に乗ればいいのよね、
1番線よね」

母が、東京に来て乗りこなせるのは、いまだに
この中央線1本だ。

「うんそうだよ。じゃあ南口ね」
という私に畳み掛ける母。

「南口?南口って人が多いんじゃないかしら。
見つかるかしら。」

いや、新宿で待ち合わせなんて南だろうが
西だろうが東だろうが人が多いことには変わり
ないだろう。

「改札着いたら携帯で呼び出せばいいから」
と何とか説き伏せる。
もうこの時点で、新宿のホームまで迎えに行った方が
いいんじゃないかとちょっと甘やかし癖がでそうになるが、
そこはぐっとこらえる。
いい加減、覚えてもらわなきゃ。

「じゃあ、地図は忘れずに持ってきてね」
と念を押す私に、

「大丈夫、お母さん、今どこにいるかわかるように
携帯設定したから」

母よ。
それはGPSのことでしょうか。
ってか今どこにいるかわかっても、目的地が
わからないと私にもナビはできません。

そうして、当日は結局3人で東京ジャングルを
うろつくことになったわけだが、心配なのは、
私が留守にしている間だ。
2人でその辺に夕飯食べに行ったりとか
できるものだろうか。
欲を出して変なところに行ったりとかしないだろうか。

その日のイベントは、どうにも弾けられないものに
なりそうだ。
イベント終わったら、2人が待ってるホテルにとんぼ
帰りだし。

あーあ。
うまい酒が飲みたかったのに。

2007年3月24日 (土)

リアルとバーチャルの境界線

久しぶりに東京に遊びに来た田舎者の妹と
新宿でご飯を食べていた、風の強い3月の週末の夜。

隣の席に座っていたのは、30代くらいのちょっと
影のある女性2名と、どちらかの子供と思われる
小学生。

サラダだのスープだのをオーダーして、ご飯に
ありつくときを待っていたそのとき、ふと耳に入ってきた
女性の言葉。

「がんばれば1200万が1500万になるところ
だったんだけど、逃しちゃったんだよねー。」

桁が桁だけに、ちょっと気になってしまった。
こいつ、ちょっと負け組みらしき感じをひしひしと
漂わせているのに、実は、富豪?
株か何かやってる人?

ちょうどやってきたスープとサラダを食べつつ、
妹と話が盛り上がってる風を見せつつ、
右耳は彼女たちの話に興味津々。

と。

「この前、すごい急斜面に箱があってさー、
みんなにとるの手伝ってもらったんだよねー」

急斜面に、箱???

おそらく、荷物も少なかったし関東圏在住の人だと
思うのだが、関東圏の、この東京ジャングルに、
そんな急斜面あるだろうか。

しかも、そんな急斜面にそんなほしい箱が
あるもんだろうか。
箱の中に、いったい、何が。

どんどん深まる疑問。

すると、さっきのお金の話に戻る。

「そういえば、たまったギルをさー」

ちょっと待った!
単位が思ったのと違う!
円じゃなかったのか!ギル!!!!

そう。
こいつら、まるでリアルの出来事のように、
ネトゲの話をしているのである。

とすると。
さっきの箱の話に戻ってみると。

箱とは、おそらく宝箱のことだ。
そして、手伝ってくれたみんな、というのは、
人ではなくて、人が操作するキャラクター
かたがたを指すってことだ。

その後も、出会った男性の話とか、結婚の
話とかしてるんだが、聞いてると、最後は
全部ゲームの世界の話。
この人の中では、もうバーチャルとリアルの
境界線がまったくみえていないらしい。

そうすると、向かい側に座ってる女性も、
ネトゲ仲間ってことか。

でも、この女性、よく考えたら、小学生の
子持ちなのだ。
ネトゲ主婦。

でも、その子供は、結局最後まで一言も
声を発することなく、スープ食べ終わりの近い
私たちの隣の席を立ち、店を出て行った。
自分の母親の人には言えない趣味を知って、
激しく引いていたのか、それとも、まったく
話の内容が見えなかっただけか。

3人が去り、食後のティーでも飲みつつ、
ためしに妹に聞いてみる。
「さっきの話、わかった?」

聞くと、妹もやっぱり話には耳を傾けて
いたんだそうな。
やっぱり姉妹だな。

でも、いまいち要領を得ないまま話が
終わってしまったらしく、頭の中には
はてながたくさん、という状態。

おねいちゃんが種明かしをすると、
あああ!とご納得。

そこから始まる姉妹による、ゲームの
思い出トーク。

「ファイアーエンブレム私結構好きなんだけどさー、
あれ、どうしても8面より先にいけないんだよねー」

と妹。

「8面ってなんだっけ?ミネルバが出てくるあたり?」

「そうそう。その前あたりでマリアは救出できるんだけど、
どうしてもミネルバを仲間にできないんだよねー」

盛り上がるゲームトーク。

「・・・さて、帰ろうか」

と言ったところで気づく姉。
うちらも、きっと周りから聞いたら、リアルと
バーチャルの境界線がわかってない大人たちだよ!

・・・人の振り見て、我が振り、直せ

2007年3月18日 (日)

北海道旅行記最終章~メンバー共通の事実~

スキー場で軽くお昼食べたというのに、
そしてバスの中ではどでかポテチを
食べたというのに、空港に着いた頃には
なぜかゼロクリア。

あーあ、せっかく北海道だし、もういっちょ、
うまいものが食べたいなぁ。

というわけで、またもや11人でわらわらと
向かうは、空港のラーメン道場
確か昨日の深夜もラーメン、という苦情は
聞こえません。

いろいろとラーメン屋はあるのに、
別にばらばらの店に入ってもいいのに、
やっぱりなぜか同じ店に入り、同じ
塩ラーメンを注文してしまう同期11人。

塩ラーメンをずるずるとすすりながら、
誰からともなく、この3日間抱えていた
疑問を口にした。
「どうして、誰も単独行動とかせず、
ずーっと一緒に同じもの注文するんだろう」

そうそう。
それは私も不思議だなぁと思ってた。
普通、11人でずーっと3日間、けんかも
仲間割れも単独行動もなく、一緒に
いられるものだろうか。
いや、そんなことはまずありえない。

そんなこと考えながら、ひたすらに塩ラーメンを
すすっていると、おもむろに始まる、血液型
アンケート。

結果は、衝撃の事実だった。
同期11人中。
A型:4名
O型:7名
B型:0名
AB型:0名

そう。
この旅行は、日本人の血液型比率を
まったく無視した、O型とA型のみの
旅行だったのだ。

そう思うと、こうして、誰も問題行動を起こさなかったのも、
なんとなく納得だ。

O型もA型も、和を重んじるから、勝手にひとりでいなくなったり、
人の嫌なことをすることはまずありえない。
そして、なんといってもおおらかなO型。
ちょっとくらい周りが羽目をはずしても、寛大に受け入れられるのが
特徴だ。
(自画自賛)

しかも、O型って言うのは、形が1つしかない。

例えば、A型なら、親がAとOならAはAでもAO、
親が両方A型なら、AA(AOの場合もある)とか、
パターンがあるけど、O型というのは、どうがんばっても、
OOしかない。

ワンパターンだから、どうしても行動パターンが
似てくるのだそうだ。
ああ、だからラーメンもみんな一緒のやつ、ね。

でも、似ているもの同士の旅行って、なんだかすごく
楽だ。
結構心の底からキャーキャー騒いでても、
例えばゲーセンでひとつのゲームで閉店まで
熱中しても、文句言わずにみんな応援してくれる。

気づけば、家族旅行も、うちの家族はAとOしかいなかった。
だから、この旅行は、なんだか家族と一緒に旅行してる
みたい。

事前にやることをきっちり決めてから行くのではなく、
だらだらまったり、そのときしだい。

これが、楽しい旅行の秘訣だ。

その後も、それぞれにまったりとお土産を買い、
適当に集まって飛行機に乗り、現実世界に
帰ってきた。

=========

そうして、旅行のときのままのまったり気分で
旅行記を書いていたら、気づけばもう3月も
半ば。

東京では、結局2月は1回も雪が降らず、
最近やっと、季節外れの雪が降ったらしいが、
まったく冬らしくないまま、終わっていこうとしている。

そして、冬らしくないのはうちの田舎も同じらしく、
結局積雪10cm。
(去年は250cmだったのに)

結局入力ミスのため、まだ桜は咲いていないけれど、
この調子なら、誕生日の頃には、ちょうどよく満開の
桜に出会えそうだ。

花粉症はちょっと堪えるけれど、やっぱり、極寒の
冬よりも、桜の咲く春が、一番好きだ。

今年は誰と、お花見をしようかしら。

2007年3月17日 (土)

北海道旅行記(5)~カービング・スキー~

雪国生まれの私は、幼少の頃から、
長靴の下におもちゃみたいなスキーを
はいて、雪に慣れ親しんでいた。

そして、小学校に入って最初の冬。
授業でスキーをやることになって
最初に買った本格的なスキー。
それは、おそらく都会の人は誰も知らない、
オールマイティスキーだった。

ぐぐっても全然出てこないので説明すると、
クロスカントリーも、アルペンスキーも、
どちらもオールマイティーなのだ。

太さとしては、ちょうどクロカンとアルペンの
間くらい。
で、後ろの金具は、アルペンのときは
つけて、クロカンのときははずせるように
なっている。
エッジは、ついてない。

小学校低学年のときは、クロカンの
授業も、アルペンのスキー教室も、
両方このスキーで済まされていた。

ちなみに、このオールマイティースキー、
私が幼少の頃は存在したが、
一番下の妹が小学校に上がる頃には、
もうなくなっており、妹は最初から普通の
スキーだった。

そんないい加減なスキー用品を通じて
スキーを始めた私にとって、スキーの
メーカーだとか、値段だとか、そんなものは
ほとんど気にならなかった。
スキーなんて、滑れればそれでよかった。

でも、そんな私の価値観を変える出来事が、
北海道スキー2nd@手稲で起こるのだった。

普通なら、昨日借りたスキーをもう1日使う
のだが、当初、スキーは1日だけで、この日は
小樽でまったり寿司、の予定だったため、
スキーはいったん返してしまった。

だから、もう1回、スキー場でスキーをレンタル
することになったのだが、単にスキーを貸してください、
と言った私に与えられたスキーは、普通のアルペンでは
なく、カービングスキーだった。
なんか板が太い。そして先っぽが丸い。

こんないけてるスキー、はいたことないよ。
なんかスキー靴の金具も複雑だし。
こんなにたくさんとめられないよ。

まぁ、滑ってみるか。

普通のスキーより、曲がりやすい、という噂の、
カービングスキー。
でも。

なんだか曲がりにくいのだ。
曲がりにくい、というか、曲がる方向が
定まらない。
スキーのエッジが、やたらと雪に引っかかって
来るのだ。
前のエッジが引っかかってハッとして、
曲がりきったと思うと、今度は後ろのエッジが
引っかかってくる。

スキーって、履くものによって、こんなに違うものか。

そんなこんなでカービング君に苦戦しているうち、
なんだか天候もあやしくなってきた。

気づけば、視界はほとんどゼロ。

そして、このスキー場、札幌オリンピックの
回転で使ったスキー場だけあって、結構
上級者コースが多いのだ。

急なコース、視界は最悪。
ああもう滑る気がしない。

だけど、みんなのぼってっちゃうし。
仕方ない。
着いていくか。

と思って、乗ったリフト。
でもこれが罠だった。

リフトを降りると、目の前に広がる、コブ、コブ、コブ
下が見えないほど急な斜面。

うちら以外の人の姿はなし。
降りしきる雪。

リフトの番をしているおじちゃんに聞いてみる。
「ここって、初中級者向けのコースはないんですか?」
そうそう。普通は、上級者コースの裏には
抜け道がついてるもんだ。
それがスキー場の義務ってもんだ。

だけど。
おじちゃんの返事は冷たいもんだった。
「ここは、このコースしかないよー」

本気かよ!
たじろぐ私。
何事もなかったかのように滑り出すメンバー。
みんな、その自信はどこから。

仕方ない。
ちまちまと少しづつ降りていこう。

そうはとても見えないらしいんだが、
絶叫マシーンはだいっきらいだ。
だいたい、絶叫マシーンなんて、信用ならないじゃないか。
脱線ぎりぎりのスピードで、細いレールの上を走って、
いつ何が起こるかわからないじゃないか。

でも、それ以上に信用ならないのは自分だ。
マシーンなら制御がきくけど、この運動不足な
自分の体は、いつ言うことをきかなくなることやら。
だから、初心者コースでよかったんだ。
こんな自分の実力をはるかに超えたコースに
来て、また足でもつったりしたら。

そんなことを思いながら、やばいと思ったら
ちょこちょここけつつ、何とか下までたどり着いた。

もう、十分です。
残りの時間は初心者コースでちょこちょこやってます。

でも、この怖がりな自分がだめなのだ。
怖がりだから、ひとりじゃ何もできない。
これからは、いろいろなことを、ひとりでも
できるようにならないといけないんだから。

何はともあれ、そんなこんなで2日目のスキーは
たった半日で終了。

昨日ゲットした大量のお菓子を食べながら、
空港へ向かうへとへと同期11人。

次回、空港で気づいた衝撃の事実。

2007年3月11日 (日)

北海道旅行記(4)~大人の夜遊び~

1日目の夜は、ジンギスカンパーティーが催されたが、
2日目の夜は完全自由行動だ。

バスの中でひとり残らず熟睡し、体力の消耗がリセットされた
単純かつ簡単な同期11名。
気持ちも新たに夜遊びに向かうことにした。
短かったけど、今日は札幌最後の夜。

まずは腹ごしらえだ。
以前も札幌にスキーに来たメンバーがお勧めする、
安いけどうまい!の回転寿司チェーン、とっぴー

そうそう、昨日は刺身は食べたけど、寿司は
食べてないもんね。

奇跡的に、隣り合うテーブル席2つをあてがわれ、
11人一緒にいただきます。

トロもうまいしかにもうまい。
だけど、この店で一番うまいのは、あぶりトロサーモンだ。

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(photo by tamachan)

しょうゆもつけずにぱくっと口に放り込むと、
口の中に広がる、サーモンとコショウのハーモニー。
あぶってあるから、程よく油が落ちていい感じなのだ。
ああ、書いているこの間にも思い出されるあの味。

結局、大企業に染まった、横並び志向同期11名は、
全員残らずこのあぶりトロサーモンにはまり、
売り切れになるまでこいつを頼み続けた。

さて、腹がいっぱいになったところで、大人の楽しみ
第2弾。

それは、ゲーセンだ!

マリオカートもやったけど、11人で最新プリクラにも
挑戦したけど、これは、高校生のときからやっていた
子供流ゲーセン。

でも、ゲーセンにも大人の楽しみ方がある。
それは、例えば、コンビニで、チロルチョコを、
大人だから、一気に20個買ってしまう、あの
大人買いとよく似ている。

つまりは、金に糸目をつけずに、目的を達成するまで、
がんがん金をつぎ込むということ。

今回、大人買いの標的になったのは、小さいお菓子が
ぐるぐると回っているのをすくいあげて、その上の
2段階に分かれている台に乗せると、上の台が下の台に
あるお菓子を押し出す、という、あれだ。
(名前は知らない)

それが、単に小さいお菓子が取れるというのであれば、
そんなに盛り上がるはずもないのだが、あいつは、
ただものではなかった。
小さなお菓子が押し出される台のはじっこに、なにやら
柱が立っている。
その柱から、ずーっと視点を上にずらしていくと、
どでかいチョコレートが。
そう。小さいお菓子を押し出すことによって、柱がずれていくと、
最後に大きなお菓子が落ちてくる、という寸法だ。

最初は、ちょっとからかってやるようなつもりで、
こいつに挑んだのだが、はじめてみるとどんどんのめりこむ。
それはまるでホストにのめりこむ人妻のように。
(そんな経験ないけど)

結局、6000円をつぎこんだころ、店には閉店の
音楽が流れ始め、店員さんが静かににじり寄ってくる。
これは、帰れ、のサインだ。

と。
早く帰れよ、と、逆上した(?)店員が、下にあった
お菓子を、勢いよく上の台にぶちまける。
あふれるお菓子。
勢いよく押し出される柱。
その勢いで落ちてくるでかチョコレート。

・・・・・・目的は、達成された。無理やり。
だけど、なんだか達成感はゼロだ。
せっかくホストと楽しくやってたのに、急に
ドンペリ(やっぱりピンク)を頭からかけられて、
「うまいだろ!」と巻き舌で言われた
ような気分。
(やっぱりそんな経験ないけど)

そんな興ざめな気分の11人に残されたのは、
大量の小さなチョコレートと、絶対食べない
どでかチョコレート。
それと、うちらがチョコレートに苦戦してる間に
他のゲームをやっていて、簡単にゲットした
どでかいポテチ(のりしお)だった。

ゲーセンではしゃいだら、なんだか腹が減ってしまった。
回転寿司がゼロクリアだ。
手元にどでかチョコはあるけど、せっかくの北海道で
どでかチョコはありえない。

そうだ。ラーメンだ。ラーメンのうまい店はないか!

北海道→ラーメン→○やき と、思いつきで
乗ったタクシー。
でも、タクシーの運ちゃんは、そんな単純な私たちを
たしなめる。

違うんだと。
札幌ラーメンの真髄はけ○きじゃないんだと。
俺のよく行くラーメン屋、つれてってやると。

とりえは、こだわりがないこと!の同期11名。
まぁ地元の人がそういうなら、いいんじゃないかと
いうことでたどり着いた、宝龍

確かに、けや○ほど並んでないし、すぐに入れそう。
みそのいいにおいが漂っている。
やっぱりメインは、味噌ラーメンらしい。
いつもは味噌を食べない私も、こういうときはやっぱり
味噌だな。

またしても、カウンターとテーブルに分かれて、
11人全員同時に席につけた私たち。
なんとまたしても、全員トッピングは違えど
味噌ラーメンをオーダー。
(店には、一応、塩もしょうゆもあるというのに)

味噌ラーメンは、なんだかピリッとちょっと辛さの
入った、ちょい辛ラーメンだった。
うん、これはこれで、冷え切った体には効く味だ。

と、思ったのだが。
ラーメン屋を出て、味を復習する。

「ラーメン、ちょい辛でおいしかったよね?」
「え?ちょい辛だった?普通に味噌だったけど・・・」

・・・・・・・・・・・あ!
そういえば、カウンターで食べてた3人の中に、
味噌は味噌でも辛味噌ラーメンの人がいた。

漫才コンビみたいな2人のラーメン職人は、
辛味噌ラーメンを作ってから、そのまま普通の
味噌ラーメンを作り、鍋に残った唐辛子が、
普通の味噌にも混入し、ちょい辛味噌ラーメンが
できた、というわけだ。
あの両方ぼけ担当コンビが!
まぁそれはそれでうまかったんだけどさ。

そんなこんなで、札幌の長い夜は更けていく。

次回、最終日もやっぱりスキー。
その前に、カップでもいいから、ラーメンを買ってこよう。

2007年3月 4日 (日)

北海道旅行記(3)~4年ぶりのスキー~

「出身は?」
「長野です。」
「じゃあスキー上手なんだよね、きっと」

こんな会話を、もう何回繰り返してきたんだろう。
東京に来てからの、この8年間。

そのたびに、
「長野だからって、みんなスキーうまいと思うなよ」
と、恨めしく思っていた。

確かに、冬の体育の授業はスキーだった。
でも、こっちのスキーはいわゆるアルペンスキーじゃない。
クロスカントリーだ。
荻原兄弟とかがやっていた、あのクロスカントリー。
細くて長い板の、あの歩くスキー。
それを、小学校のときは、毎日学校の裏山でやっていた。

アルペンスキーは、年に2回のスキー教室と、
あとは、晴れてる冬の、すごく暇な日曜の午後の行事だった。
しかも、私はそんなに運動神経がいいほうではない
(むしろ激しく悪い)ので、スキー教室行っても、
午前中の先生が指導するときはそれなりに滑るけど、
午後はほとんど雪合戦だった。

だから、私はスキーに特に執着してもいない。
だけど、こういうときだから、気持ちの切り替えの意味も含めて、
普段やらないことを久しぶりにやるのも、いいんじゃないかと
思った。

気づけば、長野(北信)以外でのスキーは、初めてだった。
東京に来てからも、友達を連れてスキーに行くのは、
無意識のうちに実家のそばばかりだったから。

というわけでやってきた、札幌国際スキー場
札幌国際、とか言っても、市街から1時間もかかるとは、
さすが北海道。

ぼろっちぃスキーをレンタルして、ゴンドラ乗って頂上まで
行き、とりあえず滑ってみよう。

と思ったんだけど、坂を目の前にすると、
やっぱりちょっと怖い。

いまどきのスノボの方々も、老舗のスキーの方々も、
どんどんすべり出している。
私も、滑らなきゃ。
ストックで、怖がりの自分をぐいっと押し出す。

と。
最初のターンでふんばったとき。
スキー靴の中で、左足の裏が、つった。
スキー靴の中だから、傍目にはなんともなさそうだが、
痛い。
地味に痛い。
それでもなんとかターンし、滑りながら足の裏の
神経をぐいっと伸ばして、事なきを得る。
ああ、なんて運動不足。

それにしても、都会の皆さんは、お上手だ。
やっぱり好きこそ物のなんとやら。
今日が人生初めてのスノボの人だって、
半日もすれば、普通に滑れるようになっている。

それに比べて、私はやっぱり怖がっている。
体重が後ろにかかってこけそうになる、と言うのは
スキーヤーとしてあるまじき行為だ。

でも、それが午後になると変わってくる。
足がつらなくなってくるのは当たり前として、
だんだんと、前傾姿勢も板についてきた、
気がする。
そして、北海道の雪質はすばらしい。
どんなに足を踏み外しても、雪がちゃんと支えてくれる。
全然こけない仕組みになっている。

こうなってくると、考えるのは明日のスケジュールだ。
明日は、当初の予定だと、小樽観光をすることに
なっている。
だけど、その観光は必須ではない。
スキーをやりたい人は、スキーの方を選んでもいいのだ。

小樽も行きたい。
でも、せっかく調子出てきたのに、ここでやめたら、
また少なくとも1年はスキーできない。
そうしたら、また、来年の初回は足がつるまま
終了だ。

でも、小樽で寿司食いたい。
寿司も食いたいけどもう一滑りしたい。
こんなに悩むのは、1年に1回くらいしかないだろうなー。

そんなことうにゃうにゃ考えながら滑ってるうちに、
1日目のスキーは終了。
先生!もうちょっとうにゃうにゃ考えさせてください。

と言いつつ、もう気持ちは90%スキーなわけだが。

とりあえず、次回、北海道大人の豪遊第2回目。

2007年3月 3日 (土)

北海道旅行記(2)~豪遊1日目

皆さんぐっすりご就寝のまま、ホテルに到着したのは
午後6時。
気づけば、今日のイベントはたったの3時間で、あとは
寝てただけだ。
だからなのか、夜6時なのに、なんだか朝のように
すっきりした目覚めだ。

旅行1日目の夜は、組合様の用意してくださった
ジンギスカンパーティーが催されることになっている。

荷物を置いて、またバスに乗って15分。
それにしても移動が多い旅行だ。
着いたのは、札幌だけに、サッポロビール園
そういえば、今日の早朝、ニュースで、サッポロが
アメリカンな会社にTOBとか行っていたけど、ちゃんと
営業してるんだろうか。

・・・そんな余計な心配もむなしく、サッポロビール園は
今日も普通に営業していた。

さて、ジンギスカンが食べ放題!
張り切るメタボリック11人組。

野菜を鉄板の外周に沿って置き、
その後に肉を真ん中に置くと、肉汁(!)が野菜に
染み渡ってうんまい、と、ちゃんとレシピがついている。

とりあえず、まずはマニュアルどおりに作ってみよう。

Dsc01156

ぐおお!うまそう!

今日は動物園でのウォーキングくらいしか
運動していないはずなのに、みんな激しいスタートダッシュ。
肉がどんどん消えていく。
ビールもどんどん消えていく。

・・・でも、そんな勢いも、最初の1時間がいいところだ。

だって、食べ放題なのはジンギスカンと、
ビールを主とする飲み物だけであって、
飯がないのだ、飯が。

つまり、味がだんだん単調になってくるのだ。

うまい、だけど飽きる。
仕方ないじゃん、人間だもの。

そうして1時間半後。

Dsc01158

・・・鉄板は、落書き帖に早変わり。

そうして、落書きしながら2時間が経過し、
一同はバスに乗ってホテルに戻る。

でも。

北海道の夜は、ここからだ。

まだ、肉以外のものを食べていないじゃないか。
そうだそうだ!とりあえずバスを止めろ!

と、一同、すすきので途中下車。

肉の次は魚、だろ。

先ほど、一度たらふくになったはずなのに、
そして今日は動物園を1周しただけだというのに、
どうしてこんなにおなかが空くんだろう。

刺身もうまい、かに汁もうまい、夕張メロンのシャーベット
うまいうまい。

あーあ、北海道って、すばらしい。
このすばらしい気持ちのまま眠って、明日の朝を
迎えよう。

次回、恐怖の4年ぶりスキー。

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