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2007年1月

2007年1月27日 (土)

台湾旅行記(6)~日本文化との出会い~

風邪引きの3日目は、しとしと雨の降る寒い朝だった。
とにかく喉が痛い。ボーっとする。
ぶっちゃけどこにも行ける気分じゃない。

だけど、同伴者は張り切って準備中。
今日は、まじめに観光しようと決めていたんだ。

とりあえず、孔子廟に行ってみる。
行っては見るが、雨だし寒いし誰もいない。
木の上にリスがいるだけだ。
それでも楽しそうな同伴者。
展示してある伝統楽器を傘で鳴らしてみたり、
ご機嫌だ。
インフォメーションのおばちゃんも暇してたんだろう、
私たちにいろいろ案内してくれる。

うん。
単なる神社みたいなところにしては、面白いよね。
予想外の面白さだよね。
元気なときならね。

でも、元気じゃないときは結構きついんだ。
野外で雨ざらしっていう状況は。

本当なら、ここからもう2つくらい回る予定だったけど、
残念ながら、体力の限界。
同伴者を何とか説得し、予定変更する。

向かったのは、世界一高いビル、台北101だ。
その名の通り101階建て。
どんなに見上げても、全然てっぺんがみえない。

よかった。
これでやっと屋内だ。

すると同伴者。
「漫画売ってますかね」

どうやら。
昨日私がエステ疲れで昼寝をしている間、
同伴者はローカル放送でやっていた、台湾版
「こちかめ」を見ていたらしいのだ。
しっかり携帯でテレビを撮影したりしていた。

こちかめがやってるんなら、日本の漫画も売ってるだろう。
そう、思ったらしい。

屋内への予定変更に付き合ってくれたからには、
彼女の漫画探しを断るわけにもいかないだろう。
私たちは、ビルの中にある本屋さんへと勇んで入っていった。

同伴者は、中国語はもちろん、英語もまったくだめだが、
度胸は人並みはずれているらしい。
誰にだって、日本語や、知ってる英語の単語を並べて、
なんとかコミュニケーションしようとする。

今日も、店員に向かって、とりあえず、
「コミック、ある?」
(敬語だとややこしくなるから、敢えてタメ語で)

「ある?」の部分は絶対に理解できていないと思われるが、
とりあえず店員が案内するように歩き出す。

そしてつれてこられた店の奥。
そこには、日本の漫画がずらりと並んでおり、
どこからやってきたのか、小学生たちが群がっていた。

ここからは、「台湾で広がる日本文化ピクチャーズ」を
クイズ形式でお楽しみいただきたい。

======

Q1.この漫画の邦題は?

Dsc01057

A.ご近所物語

Dsc01058

近所=芳郷

Q2.じゃあこれは?

Dsc01062

(読んでも分かりそうだが、この色合いでも
分かっちゃう気が)

A.おいしんぼ

Dsc01063

しんぼ=大兆戦?

=======

そして、群がる子供たち。
Dsc01059

群がっていた漫画は、遊戯王とかその辺だったと思う。

ジャパニメーションの勢いをひしひしと感じるひととき。
ネタ程度に、田舎の妹にこんな漫画を買ってみる。

Dsc01060

これなら内容知ってるだろう。
きっと中国語の勉強にもなるはずだ。

さて、そろそろお昼か。
昨日急いででじっくり味わえなかった小籠包を
もう一度味わおう。

次回、明かされるお茶屋の真実。

=========

ちなみに。
土産に買ってきたこの漫画。
妹とは若干の世代の隔たりがあったようで、
話の内容を詳しく知っていなかった妹たち。

興味を示さなかった妹たちを尻目に、
激しく興味を示したのは父親だった。

中国かぶれの父親。
あまりに見かねた私が、父の日に中国語の入った
電子辞書を贈っちゃってからというもの、今では
中国語版ヒアリングマラソンを常にイヤホンで聞いている
有様だ。

そんなだから当然、急に漫画を必死で読み始め、
分かるところは訳していく。
加油=がんばれ! だとかどうとか。
まだ話の本編が分かるようにはなっていないらしい。

でも、本編が分かっても、買ってきた漫画は激しく
少女漫画なので、本当の意味で父親が理解するのは
難しいだろう。

こんなことならドラゴンポールか名探偵コナンでも
買ってきてやるんだった。

2007年1月21日 (日)

台湾旅行記(5)~エステ~

女同士で旅行に行かないとできないことがある。
それが、エステだと思う。

男と旅行に行っても、エステを受けるのは私だけだから、
その間、男を待たせることになってしまう。
それはとっても悪い気がするし、しかも、待たせてると
落ち着いてエステに浸るのなんて到底無理だ。

でも、今度は女同士だから、一緒にゆっくり、セレブリティな
エステタイムを楽しんで、落ち着いた時間をすごそうと思った。

でも、台湾エステは、そういう想像を覆す、
衝撃のエステだったのだ。

黒地にピンクの文字の派手な看板の前に、タクシーが止まった。
キャ○クラみたいだけど、ここがエステサロン。

受付を済ませると、スナックのママならぬ、エステサロンの
結構上の人だと思われる日本語堪能なおば様が現れる。

地下1階に連れて行かれ、コインロッカーの鍵とタオルを
手渡され、とりあえず、脱げと指示される。
バスローブらしきものは、渡されない。
ってことは、素っ裸・・・よね?

着替えルームって言うか、ロッカールームで素っ裸になると、
次は、とりあえず、シャワーの指示。
ああ。シャワールームでとりあえず軽く洗えってこと?
と、タオルを巻いてついていく。
すれ違う台湾女性は、タオルを巻くしぐさも見せず、
全員堂々と素っ裸で、胸張って歩いている。

シャワールームだと思ってつれてこられたところは、
そんなプライバシーの守られた空間ではなく、
銭湯だった。

あるのはオープンなシャワールームに大浴場。
大浴場には一応ジャグジーとか付いているけども。

もしやここって、エステと一緒に、銭湯のビジネスでも
やってるんじゃないかと思った。
それくらい、エステやったことのあるとは思えないような
スタイルのおば様たちがたくさん歩いている。

目的はエステだし、シャワー浴びろって言われたから、
とりあえず、軽くシャワーしてみる。
はやいとこ前座を済ませて、エステに行きたい。

5分後。
シャワー終わったよ!と戻った私たちに、
店のおばさまは。
「風呂は?」

えー?!風呂も入らないといけないの?
早くエステ行きたいのにー。

常連おば様が、お湯の温度を仕切っているらしいのは、
日本も台湾も変わらないらしい。
初心者の私たちがお湯に入るのを、ギロっとにらむ。
いや~!はやくあがりたいー!
ってか、まさか、エステじゃなくて、単なるジャグジー体験
だったらどうしよう。
ぼったくり!さぎ!

・・・そうして、おばさまの顔色を伺いつつ30分。
やっとお風呂終了。

またもやどこかに連れて行かれる。
どうやら風呂だけで終わりではなかったことに
無駄に安堵する。

ロッカールームを越え、廊下を歩き、階段を登り・・・
その間、すべてタオル1枚巻いただけの破廉恥
格好で。

到着すると、そこには、タオル1枚をそれぞれの上にかけて
寝そべるおねいさん方がたくさん横たわっていた。

友達と私、それぞれなぜか別々の部屋に連れ込まれる。

エステルームといえば、1組づつのプライベートルームにて
行われると思っていたが、ここは、一部屋に簡易ベッドが
8台。
やすっちい病室(大部屋)みたい。

そういえば。
エステって、テレビで見てると、大体、足と背中にオイル
かけられて撫でられてるところしか写っていない。
でも、全身エステっていうんだから、やっぱり全身なんだろうか、
っていうのが、エステ未体験女子の素朴な疑問。

うつぶせにされて、タオルをかけられ、やっぱり足から
スタートした。
さする部分だけを、順番にめくっていくようだ。

なるほどねー、と思っていたそのとき。
腕をさすっていたと思っていたら、ぐっと腕をめくられる。
ん?
と思ったのもつかの間。
腕を持ち上げたおばちゃんは、脇の下までさすり始める。
ええ!そんなところまで?

気持ちはあたふたしていても、うつぶせの状態で、
しかも腕をつかまれているから、どうしようもない。
そ、そんなところ、見なくていいからー、と思いつつ、
通り過ぎるのを待つだけだ。

その後も、体をひっくり返され、あんなところやこんなところを、
思う存分さすられまくり、1時間。
やっとエステ終了。

エステとはヒーリングだと、勝手に思っていたが、
あんなところとかこんなところとか、普段手抜きだったところを
初対面のおばちゃんや、隣でエステしてるおねいさんたちに
見られると思ったら、全然落ち着かない。

その後は、仕上げにサウナに通される。

それにしても、台湾のおば様たちはオープンだ。
サウナでタオルを巻いてるおば様は一人もいない。
みんな素っ裸で、あぐらかいてテレビに見入っている。
中には、寝そべって、足を上げて壁にくっつけて
テレビ見てるようなやからも。

理想と現実のギャップを激しく感じるエステタイム。
ホテルに戻って、まだ夕方だったけど、どっと疲れて
昼寝することにした。

・・・おきたら、喉が痛い。
エステで体を冷やしてしまったらしい。

次回、風邪引きの台湾3日目。

====番外編====

写真の中の、間違いをさがしてください。

Dsc01110

(2007/01/19  @広島バスセンター)

2007年1月14日 (日)

台湾旅行記(4)~拉致最終章~

拉致られてタクシーじゃない乗り物にのせられること
15分。
着いたところは、小籠包屋さん、じゃなくて、工作員の
経営するお茶屋さんだった。

いったん会社に立ち寄り?と思いきや、
降りろと言われる。
まさか、ここで拘束される?

入ってみると、すでに一組の日本人カップルが。
拉致被害者は私たちだけではないらしい。

言われるがままに席に着くと、机の上には
中国茶器セット。

もう、読者の方はとっくに気づいているだろうと思うが、
予想通り、ここから先は、従業員による、お茶の売り込み、開始。

高山茶はどうだの、阿里山烏龍茶はどうだの、
といろいろ説明をうけつつ、たらふくお茶を飲まされること
20分。

最後に。
さて、どのお茶をどのくらい買う?
と従業員に記入用紙を渡される。

ちなみに、お茶の値札は、
高山茶:100g 400円(≒1500円)
烏龍茶:100g 800円(≒3000円)

となっている。

うーん、別にいらないんだけどなー、でも
実家の土産にちょっとだけ、買うかな。

というわけで、
高山茶 100g
烏龍茶 150g 
と記入。
合計 1600円(≒6000円)
友達も、よくわからないから私に倣う。
まぁこのくらいならね。

しかし。
従業員に紙を渡すと。

渋い顔を一瞬した後、なぜか、修正し始める従業員。

修正した紙を見ると、烏龍茶が300gに!
いやいらない。
そんなにいらないって!!

驚愕の私たちに、従業員はさらに続ける。
「値引きするあるよ!」

と、大きく、全部で3000円(≒11300円)を記入。
値引きね。値引き。
確かに普通に買ったら、3600円(≒13500円)だから、
まぁちょっと安くなってる、けれども。

それでも、当初考えていた値段の2倍じゃないか。
それより、もともとは普通にタクると200円で小籠包に
ありつけたことから考えると、15倍!

でも、断って、ここで放り出されたら、小籠包屋さんまで
どうしたらいいものか。。。

仕方ない。
どうせどこかでお茶のお土産買うことになるのなら、
今買っとくか。

というわけで、私も友達もそれぞれ2000円づつ
お支払いの上、再び車へ。
あーあー、だまされちゃったなー。

そして、社長お勧めの小籠包屋さん
(多分、お勧めというより会社に近いだけ)に連れて行かれ、
無事、開放された私たち。

気づけば、3時からエステの予約入れているというのに、
もう2時過ぎ。

猛スピードで小籠包を腹にとどめると、急いで、
エステに向かうことにした。

次回、衝撃のエステ初体験。

2007年1月 8日 (月)

台湾旅行記(3)~拉致られて~

故宮の従業員用駐車場に連れて行かれ、
乗せられた車は、タクシーではなかった。
普通の乗用車。
もちろんメーターなし。

あやしい。
あやしいけど、二人で100(台湾)円(≒380円)って
先に言われてるし、大丈夫、、、だよねー、とか
思いつつ車に乗り込む楽天家O型2人組。

走り出した車。
説明を始める台湾親父。

曰く。
自分は、お茶の卸業をやっていて、故宮の4階にある
喫茶店にお茶を仕入れに来た帰りなんだそうな。

ふーん。。。お茶屋さんねぇ。。。
納得いかない様子の私たちに、アイテムを取り出す
お茶屋さん。

アイテム。それは名刺ファイル
あけると、中には日本人の名刺、名刺、名刺。
しかも、そのほとんどが、部長以上。
会社の大きさはわからないけど。
うーん、なんとなく偉い人とのつながりをアピール
しているのね。
強敵だわ。

と。
通りかかったのは、忠烈祠
時刻はちょうど午後の1時。
衛兵さんたちの交代セレモニーが始まっていた。

「ちょっと車降りてみてきなよ」
と言って車を止めるお茶屋。

まぁいいか。
とりあえず見に行ってみるか。

ポシェットを肩にかけ、車を降りる私。
そして、私に続いて降りる友達。

が。
荷物を持ってない!

大きな荷物だから置いていけ、と御茶屋に
言われたらしい。
いや、確かに大きなバッグ持ってたけれども。

一方、御茶屋はまだ運転席。
車の中で待ってるつもりだろうか。
いや、このまま走り出しかねないぞ。
走り出したら全財産もカードもパスポートだって
もってかれちゃうぞ。

ノー天気に携帯の写メールで撮影している友達。
やばいやばいやばいやばい、と、少しづつ
車ににじりよる私。
この距離なら走り出しても走って追いつけるかな。

と。
「もっと前行って見てきなよ」

気づくと、御茶屋は私の横にいた。
よかったー。車から降りてる。
これなら急に走り出すことはまずないだろう。

というわけで、やっと安心して撮影する。

Dsc01042

そして、10分後。
車は再び動き出す。
もちろん、私たちを乗せて。

ここで、思い出してみよう。
最初の約束を。
私たちは、当初、故宮のあと、おいしい小籠包を
食べに行く予定だった。
そして、そこで、御茶屋に出会い、100円(≒380円)で
小籠包屋さんに連れてってくれるというから、
乗り込んだわけだった。

が。
がしかし。

車が走り出してから10分後。
車が止まったところは、小籠包屋さんではなく、
雑踏の中にたたずむ、彼の経営するお茶屋だった。

次回、(やっと)拉致最終章。

2007年1月 3日 (水)

台湾旅行記(2)~拉致~

の前に。
あけましておめでとうございます

Dsc01100

(善光寺のおみくじ売り場で包まっていた猫)

今年は雪が異常に少ない長野で、毎年のように
まったりと餌付けされています。

朝から餅をたらふく食べ、気づくと12時でラーメン屋に
入り、初詣して新しくできたゲーセン行ってがきどもに
混じってゲーセン版マリオカートにいそしみ、
帰ってきたと思ったらしゃぶしゃぶ食べ放題。
実家は養豚場です。
でも明日の夜には東京に逆戻り。
明日の夜はプチ断食でもしないとあさってから
スーツが入りません。
特に見せる人もいないんだけどさ。

というわけで。

========
今回の同伴者は、12月で前の仕事をやめ、
1月から高給まったりの仕事に就くんだそうな。

で。
前の職場には、大御所と呼ばれる、要はお局さんが
3人いて、お局と言うからには、もちろん30代後半
未婚で、暇さえあれば海外旅行に行ってる、
要は、10年後の私みたいなおば様方なので、
台湾旅行に際し、いろいろとアドバイスを
されたんだそうな。

そのアドバイスの1つが、
故宮博物院には行っておけ」
だったらしい。

大御所に言われたら、やっておかないとあとが怖い。
もう仕事やめたから二度と会わないけど。

だから、特に中国美術には全然興味ないけど、
とりあえず行ってみることにした。

改装されたばかりだから、とりあえずきれいだったけど、
何しろ、世界史はやってたけど、中国部分にまったく
興味のなかった私たち。
後半は、芸術ウォッチングじゃなくて、芸術品を見に来た
人間ウォッチングになってしまった。
なにしろ、私たちが覚えてる世界史の授業の記憶は、
「実は実は週刊実話」
という、先生の口癖だけなんだから仕方がない。
そういえば、あの先生はそろそろ結婚できただろうか。
あんな駄洒落を言ってるうちは無理だと思うけど。

3時間もあれば、興味のない人なら十分に全館見学
できる。
だってあんまり立ち止まらないから。

さて。
タクシーでもつかまえて、お目当ての小籠包でも
食べに行くか。

と思って外に出たときの事。

故宮の外観でも撮ろうと思って構えていた私たちの
後ろから、声が。

「タクシータクシータクシータクシー」

最初は無視ってたのだが、そんな同じ単語ばかり
繰り返されると、さすがに無視してばかりもいられない。

怪訝な顔して振り向いた私たちに話しかける現地の人。

「タクシー乗る?次どこ行くの?」

見た感じタクシーの運転手ではないっぽいけど。。。

おずおずとお目当ての小籠包屋さんのメモを
見せる。
(発音は違うけど、漢字ならお互い読めるから、メモ書いて
渡せ、とるるぶに書いてあった)

「大丈夫。私乗せていくよ。2人で100円でいいよ」

100(台湾)円≒380円。
ちなみに、行きはホテルから200円だった。
安い。ってかタクシーは人数関係ないはずだけど。

あやしい。
あやしいけど安い。

ちらちらと同伴者を見るが、彼女はまったく怪しむ様子も
なく、後ろを着いて行く。
・・・ま、いいか。旅行だし。

そうして、私たちが後をついていくと、つれてこられたのは、
タクシー乗り場ではなく、従業員用駐車場だった。

続きは正月明け。

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